各社からPLC対応機器が参考出品されたようだ
CEATEC JAPAN 2006 で、PLC(電力線搬送通信)対応の機器が出品されているそうだ( INTERNET Watch のこの記事 )。早いところでは年内にも発売開始を予定しており、価格は米国での販売価格(2台セットで199USD)と同様になるとのこと。
実際に販売された際には短波帯通信との共存上、問題が生じないか厳しくチェックされるべきだと思う。それとは別に個人的に気になっているのは、今後市場に流れるであろう海外向けのPLC機器のことだ。おそらく現在の基準では、PLCは速度的に使い物にはならないだろう。となれば、使い物になる違法・脱法機種が出回ることは目に見えている。輸出向けCBトランシーバーや、特小の違法ブースター、国内使用が禁じられている米国内向けFRSやGMRSが「無免許で遠距離通信が可能」を謳って堂々と売られている現状をみれば明らかだ(オークション含む)。これらについては個人レベルでは対応できない部分が多々あるが、発見したら当局なり運営者なりに通報するなど、目を光らせる必要があるだろう。
余談だが、高周波シールド用薄地カーテン生地 というのがあるらしい。PLC 機器を設置する部屋や家屋には、こういう素材の使用を義務づけるとかしてくれると一定の効果がありそうだが、さすがにそうは行かないだろう。
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