Monday, July 31, 2006

新刊の目途が立った

 夏コミ新刊を出す目途が立った。今回の新刊ネタは「お間抜け電子工作」シリーズ(?)の続編で、例によって自作したデバイスを Linux 側から制御しようというものだ。メインとなる機能はかなり早期に動くようにできたのだが、デバイス側でのシリアルインターフェイス (UART) の所(データ受信)で予想外のトラブルに見舞われたが、作業を鋭意進めた結果、日曜深夜になって (やっと)解決した。自作したのがどんなデバイスかは当日見てのお楽しみ。爆笑(苦笑?)すること請け合いだ。

 これまで「お間抜け電子工作」では、PIC (16F84 , 18F8720)、AVR (AT90S2313)、CPLD (Xilinx XC9536) を使ってきたが、今回は Cypress の PSoC (CY8C27443) を使ってみた。これは実を言うと「キャプテンスカーレット(旧作)の通信機付きサンバイザー」作る計画で使ってみようと目を付けていた品だが、計画自体が流れたので今回改めて使ってみることにした。これはとても強力かつ便利なマイクロコントローラなのだが、PIC や AVR といったものとは相当異質な代物なので慣れるまで時間を要した。まぁ結果としてなんとか動かせるようにはなったし、PSoC使いの初心者くらいにはなれたかもしれない。

 おっと。忘れずに新刊用に解説記事を書かなくては…