Wednesday, September 26, 2007

HP 35S

 プログラム関数電卓 HP 35S を通販で手に入れて暫く経った。時間の割に全く使いこなせていないが、使い心地やハマった点などレポートを少々。
  1. 基数を変更して16/8/2進数モードで数値を入力するとき、例えば、0xFF を入力しようと思ったら、FFhのように、基数を表す1文字を数値の後に付けないとエラーになり、この基数を表す文字はモードキーを押してメニューから選ぶ必要がある。また、16進数モードでつかうA~Fのキーは関数キーに割り当ててあり、これはキーボードにある変数名としてのA~Fとは異なる。通常のビット演算もできる(流石に16Cのように、シフトとかローテートまではできないが)。
  2. 階乗の計算は、実はガンマ関数を計算している。
  3. 「数式通り入力」モードで、=キーに相当するのはENTERキー。
  4. 2行表示は思っていた以上に便利(特にデフォルトのRPNモードで然りとする)。
  5. 付属のハードケースは便利だが、固定用のゴムバンドの位置がいただけない。上下2本あるゴムバンドのうち、下の方が数字キーにかかってしまう。これについては、35Sを購入した知人が上のバンドだけ使うと良いと教えてくれた。付属ハードケースの構造のおかげもあって、これでかなり「いけ」る。
とりあえずはこんな感じ。

 贅沢を言えば、「機能がありすぎる」こと。もう少し機能を絞り込んで12Cと同筐体の関数電卓、そう、いわば15Cのリメイク版でも出してくれれば最高だ。

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