Tuesday, May 15, 2007

ロングワイヤーアンテナを試す

 今までのアンテナに不満があったので、9m弱の太いビニール線とプラスチック製碍子を使ったロングワーヤーアンテナをベランダに設置して、連休前に「ポチっと」した アンテナチューナー HC-100AT に繋いで遊んでみた。ちなみにアースは別途手に入れたクラニシのファジーカウンターポイズVC-519。室内にアンテナ線長を最短距離とするため、HC-100ATはアンテナ線を引き込んでいるエアコン用の孔の傍に設置し、フェライトコアを数回くぐらせたコントロールケーブルで無線機と接続した。

 結果から言うとこれがかなり良い印象。7MHz~50MHzの全アマチュアバンドでマッチングが取れた。流石に3.5/3.8 MHz帯や 1.9 MHz 帯は駄目だが、まあそれは予想できたことではあった。面白がっていろんなバンドをワッチしてみたが、21MHz 帯 SSBで6、8エリア、7 MHz 帯SSBで3、(たしか4)、8、9、同CWで3エリアの局の信号を受信することができた。こんなことは これまでついぞ無かったこと。洗濯もの干し用のロープを偽装した(笑)ロングワイヤーにしては上出来以上ではあるまいか(所謂「釣り竿」アンテナのように、ベランダから突き出すように設置すればより効果がありそうだが、諸般の都合によりそれはしていない)。VC-519の効果もまた素晴らしい。1mちょっとと、(ローバンド用に色気を出して、ちょっと長目に)3mほどのビニール線を繋いであるだけだが、しっかりとカウンターポイズとして動作しているのか、きっちりSWRが落ちる。まだ送信は試していない(実際に交信はしていない)が、これは期待ができそうだ。少なくとも、多バンド短縮タイプのアンテナよりは。

 しばらく この組み合わせでワッチを続けてみたい。

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