Thursday, September 27, 2007

SPI にハマる (2)

 相変わらず AD9834 を PSoC から使えないでいる。

 ちなみに、謎の負電圧が観測された、というのは、USBオシロの入力カップリングの設定ミスによるもので(滝汗)、実際は正しく信号が出ていた、ということが判明。ただし、他の所で問題点となりそうな場所がみあたらない。AD9834の変換基板へのハンダ付けについても再度チェックしてみたが、断線やショートもない。ソフト面でも、PSoC の SPIM モジュールを使わずに、トラ技のシリアルインターフェイスの特集記事を参考にして自前で GPIO を操って制御する方法も試してみたが、これでも動作させることに失敗。

 弱った。あと思いつくのは、何かの拍子に AD9834 を壊してしまったか、SPI の扱いがまずいかのいずれか… 簡単確実に動作が確認できるような SPI 接続の何かを繋いでソフトのチェックをして、あとは新しい AD9834 使ってやってみるくらいか。

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Wednesday, September 26, 2007

HP 35S

 プログラム関数電卓 HP 35S を通販で手に入れて暫く経った。時間の割に全く使いこなせていないが、使い心地やハマった点などレポートを少々。
  1. 基数を変更して16/8/2進数モードで数値を入力するとき、例えば、0xFF を入力しようと思ったら、FFhのように、基数を表す1文字を数値の後に付けないとエラーになり、この基数を表す文字はモードキーを押してメニューから選ぶ必要がある。また、16進数モードでつかうA~Fのキーは関数キーに割り当ててあり、これはキーボードにある変数名としてのA~Fとは異なる。通常のビット演算もできる(流石に16Cのように、シフトとかローテートまではできないが)。
  2. 階乗の計算は、実はガンマ関数を計算している。
  3. 「数式通り入力」モードで、=キーに相当するのはENTERキー。
  4. 2行表示は思っていた以上に便利(特にデフォルトのRPNモードで然りとする)。
  5. 付属のハードケースは便利だが、固定用のゴムバンドの位置がいただけない。上下2本あるゴムバンドのうち、下の方が数字キーにかかってしまう。これについては、35Sを購入した知人が上のバンドだけ使うと良いと教えてくれた。付属ハードケースの構造のおかげもあって、これでかなり「いけ」る。
とりあえずはこんな感じ。

 贅沢を言えば、「機能がありすぎる」こと。もう少し機能を絞り込んで12Cと同筐体の関数電卓、そう、いわば15Cのリメイク版でも出してくれれば最高だ。

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Tuesday, September 25, 2007

SPI にハマる

 以前、トラ技でも製作記事が紹介されていたアナログデバイセズの DDS IC である AD9834 を PSoC で制御する実験をしてみた。

 AD9834 をピッチ変換基板に載せ、周辺回路をブレッドボードに組み立てたものを実験用の回路とし、PSoC 評価用ボードの PSOCEVAL1と接続。AD9834 は SPI を使っていることから、SPIM モジュールを使って制御を試みた… のだが、出力信号が出ない。

 結線は問題なく、AD9834 のマスタークロック源のクリスタルオシレータの出力・周波数ともに正常。どうにも弱って、USB オシロで SPI の信号を調べてみた。SCLK と MOSI はちょっと挙動不審な気もするが、とりあえず信号は出ている。ところが… ~Slave Select がおかしい。SCLK と MOSI とは違い、負電圧の信号が出ている(0~-5V間)。これが原因なのか…

 SPIM モジュールのデータシートには、Slave Select はユーザープログラムの方で制御せよ、とあったので、~SlaveSelect 用に割り当てたGPIOピン の入出力設定を Strong にしてAD9834と直結しているのだが…一体何故!?

 プルアップしてやってみるか…

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Friday, September 21, 2007

ハンダメッキ線

 ユニバーサル基板を使って回路を組み立てる際に便利な配線材料を折りにふれて物色し、試してみてもいるのだが、なかなか、これは!というものが見つからない。

 昨晩、作業の合間に調べていたら、定期的にチェックしている blog 『迷走の果て・Tiny Objects』の過去記事で 大変良さそうな配線材料が紹介されていた 。被覆付きのハンダメッキ線らしく、大阪のデジットで扱っていたらしいが、現時点では系列のオンラインショップのサイトに掲載されていない。ここにあるような 、ラッピング用ジュンフロンETFE電線も 予備ハンダが不要っぽい のだが、どうなのだろう。試してみるのが一番か…

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PSoC 用 HI-TECH C Pro Compiler

 PSoC 用のCコンパイラ HI-TECH C Pro がついに発売に 。 Omniscient Code Generator (OCG) 技術によってコードサイズ削減ができるのが特徴で、1495USD の値段がついている(条件付き、しかも期間限定で30%の割引あり)。

 個人が趣味的に開発に使うには手が出せない…と書こうとしてふと気がついた。アマチュア無線のHF帯のちょっとしたクラスの機種や、禿電^H^HSoftrbankの携帯2台分(現金販売価格)でも、この程度の価格だったりする。つまりは、個人でも手が届かないわけではない価格ではある。興味深い製品だが、個人的には現状のImagecraft製のコンパイラで間に合うようなレベルで弄っているので、当面は手を出すことはないだろう。


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Thursday, September 20, 2007

麻生太郎の秋葉原演説会

 最近行われた麻生太郎の秋葉原演説会は、今回もまた随分と盛況だったようだ。が、しかし…

『「オタク」の皆さん』などと呼びかけられて喜ぶオタクなどいない

ことも読めないこの人物は、いまひとつ信用できない、と個人的には思っている。

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PSoC の SleepTimer モジュール

 一定のタイミングでセンサー入力の有無をチェックする目的に使えそうだったので、SleepTimer モジュールのデータシートを読んでみた。

 TickCounter, TickWait Counter, SyncTimer, Background Timerの4種類のタイマーがあって、これらが独立したものかどうか判然としなかったのだが、調べてみたらどうやら独立したタイマーのようだ。周辺機器の入出力のタイミング調整のほか、一定のタイミングで特定の処理をするとか、簡易の時計代わりに便利そうだ。

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Wednesday, September 19, 2007

隕石落下で、周辺住民が体調不良を訴える

この 元記事 を読んで、「アンドロメダ病原体」が頭に浮かんだのは私だけでは…ないはずだ。

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パーツショップにて思うこと

 狭い店内で、(時に複数人数で)リュック背負って移動したり、(常連という訳でもなさそうなのに)横柄な態度で店員に要求・買い物する年配の方々…アキバで、それも電子部品のパーツショップで最近見掛けるようになった光景だ。 

 秋月や千石でパーツや工具を買い求めたり、店内の様子を見ていく年配の方が、最近、やや増えてきたという印象がある。それも(これは主観にすぎないが)仕事ではなく、休日にアキバにやってきて散策したり買い物をしていくという感じだ。無線もそうだが、電子工作の方も再開、再挑戦といった方が多いのかもしれない。その意欲には見習うべき点が多い。が… 心が若返るのは良いとして、マナーまで「若気の至り」のレベルにまで戻るのはどうかと思う。

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Thursday, September 13, 2007

最近ポチったもの - PSoC FirstTouch

http://www.cypress.com/firsttouch/

↑これ。

 USB スティックメモリ風の PSoC 開発体験・評価ツール。外見だけでなく、梱包も価格も、TI の ワンチップマイコン MSP430 開発ツール eZ430-F2013 みたいな感じ。ただ、あまり汎用性はないような気がする。どちらかというと、PSoC というよりは、C/アセンブラいらずの開発環境 PSoC Express (78Kマイコンのアプリレットのような…気がする)の練習用に最適かも。

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Wednesday, September 12, 2007

色々実験中

 とりあえず DDS用IC の アナログデバイセズ社 AD9834 と周辺回路をブレッドボード上に組み上げて、PSoC CY8C27443 に SPIMモジュール+AD9834 を制御するプログラムを書き込むまではやってみた。動作チェックはこれから。

 AD9834 へはデータを 16 bi t単位で送るのだが、PSoC の SPIM モジュールは 8 bit 単位での送信 API しかサポートしていない。トランジスタ技術のバックナンバーの記事を見る限りでは、SPI ではデータ長の 8 bit 単位で送る以外にデータ長さの規定はないので、単純に 8 bit 送信 × 2 回の繰り返しでいいのではないかと思うのだが、さて。

 色々作業も進めたいのだが、なんか体調を崩し気味。

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Monday, September 10, 2007

冬コミのための準備をはじめる

 今年は諸般の事情で週末のオフの時間になかなか作業が進められないし、モチベーションも高まっているので、(既に)冬コミのための準備を始めていたりする。

 ネタは夏コミで発表した PSoC を使ったダイレクトコンバージョン受信機の改良。今着手しているのは局部発振回路を DDS 化すること。夏コミ以後に集めておいた資料に改めて目を通して気づいたこともあるし、作業がそれなりに進んで今度は余裕をもって当日を迎えたい…

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Friday, September 07, 2007

颱風9號の影響

 昨日は早めに仕事を切り上げて、風雨が強くなる前にベランダに設置してあるアンテナの点検や風対策をしておいた。その甲斐あってか、今朝出かける前に目視で見た限りでは特に問題はないようだ。一安心。

 それにしても今度の颱風9號は久々に直撃らしい直撃だった。首都圏から颱風自体は去ったが、列車ダイヤへの乱れはこの調子では終日続きそうな気配がする。

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Thursday, September 06, 2007

颱風9號

 颱風9號が着々と関東地方に接近している模様。午後3時のウェザーニュースの情報を見る限り、こちらを通過するのは今晩から明日早朝にかけてのようだ。

 幸か不幸か、いま住んでいる場所は周りを建物に囲まれ、ベランダも奥まっているせいか、あまり雨風が吹き込まない(逆に言えば、無線に関しては送受信共にかなり厳しい)のだが、それでも直撃コースとなればアンテナが気になる。今日は早めに帰ってチェックや必要なら補強などしなくては。

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Tuesday, September 04, 2007

札幌から帰ってきた

 札幌出張から無事に帰ってきたが、予定がずれこんで、結局 フェイズサッポロ に行くことはできなかった。残念だが、食事や観光も含め、次の機会に期待しよう。

 今回の札幌行で印象に残ったのは鉄道の車輌。快速エアポートはバリアフリー対策でもあるのだろうか、デッキが広かったし、各駅停車のロングシート車輌でも、ドアに一番近い席にはアクリル製らしい透明の仕切り板があって、寄っかかってくる人に悩まされずに済む。こういうところは関東のJR・私鉄も見習って欲しいと思った。
 

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コミケで最も競争率が高いのは「企業」

 昨晩(といっても日付は今日になっていたが)、冬コミ (コミックマーケット73)のサークル参加オンライン申込の、サークル情報とサークルカットのアップロードを済ませた。郵送より日程的に楽なのは本当に助かる。あとは無事に当選してくれることを願うばかりだ。

 当選するかしないかについて言えば、アキバBlogこのコラムによれば 、最近では、サークル参加と比較して企業ブースの方が当選率が低い(=競争率が高い)らしい。当該コラムでも触れられているように、コミケという場を利用して販売促進を図る傾向が強まっているのが、その理由のようだ。企業ブースでも、入り口付近で通常のサークルと殆ど変わりない感じで物品販売している(ように見える)所もあるので、以前はそちらの方向での参加の可能性を友人達と話題にしたことがあるが、それも今は昔ということか。

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